「ミニ四駆専用スケール」発売 タニタとタミヤがコラボ
タニタとタミヤとコラボレーションしたミニ四駆専用スケールが登場。0.1グラム単位の高精度な計量ができ、精密なチューニングが可能という。
タニタは10月14日、タミヤとコラボレーションしたミニ四駆専用スケール「KD-192-TM」を17日に発売すると発表した。ミニ四駆の車体やカスタムパーツなどの重量を測るスケールで、0.1グラム単位の高精度な計量ができ、精密なチューニングが可能という。3500円(税別)。
ミニ四駆を速い車両に仕上げるには、車体やカスタムパーツの重量コントロールが重要だ。車体やパーツを削るなどして軽量化すれば速くなるが、重心や前後左右のバランスを崩してしまうとコーナーを曲がり切れなくなってしまうなど、精密な調整が必要になる。
新製品は、0.1グラム単位の高精度な計量が可能。計量皿にシリコーンゴムカバーを付け、計量時に車体を安定させやすくしたほか、軽量皿を裏返せばトレイ状になるため、転がりやすい小さなパーツの計量も容易という。計量皿にタミヤのロゴマークをあしらったほか、操作ボタンはギアやボルトなどミニ四駆のパーツをモチーフにした。
Twitterのタニタ公式アカウントが社内サークル「タニタ・ミニ四駆クラブ」の様子をツイートしたことをきっかけに、タミヤ公式アカウントとの接点が生まれて実現した。タミヤ主催の公式大会「ジャパンカップ」で、参加車両の重量をチェックするツールとして先行利用されているという。発売をきっかけに今後も両社で連携を深め、新たな市場の開拓に取り組むとしている。
子供時代にミニ四駆に親しんだ30代、40代の男性を中心にミニ四駆人気が過熱しており、タミヤが主催する公式大会には年間3万人以上が参加するなど、「第三次ブーム」を迎えているという。新製品は、タニタ・タミヤの直販サイトと「タミヤプラモデルファクトリー新橋店」(東京都港区)、「静岡ホビースクエア」(静岡県静岡市)で販売する。
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