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ジョブズのタッチスクリーンPC批判にMSとApple、6年後の回答(1/3 ページ)
2010年10月、「Back To The Mac」を銘打った製品発表イベントで、スティーブ・ジョブズは「タッチスクリーンは垂直の画面には適さない」と言った。6年後、MicrosoftとAppleは製品の形でその回答を用意した。
10月26日、27日(米国時間)にMicrosoft、Appleの新製品発表がそれぞれ行われた。共通するのは「腕の重さ問題」への対応だ。
MicrosoftはSurface Studioという、オールインワンタイプのPCを発表。2999ドルからと高価ながら、AppleがiMacにタッチディスプレイをつけるならばこうしたであろうと思わせるアプローチで、長年のMacユーザーからは「昔のAppleはこういう製品を出していたものだったんだが」とため息まじりの発言が聞かれた。
一方のAppleは、MACお宝鑑定団の予想通り、OLEDのタッチディスプレイでファンクションキー代替するTouch Barを搭載したMacBook Proを披露。「メインフレーム端末の時代から45年続いたファンクションキーにレクイエムを捧げよう」とフィル・シラー上級副社長は宣言した。
PCハードウェアではあっても製品カテゴリーが異なるこの2つの製品には、ある共通点がある。
それは6年前、故スティーブ・ジョブズ氏が指摘していた「腕の重さ問題」への解決策だ。
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