ヤフーと関連会社のアストマックス投信投資顧問、子会社のMagne-Max Capital Managementは11月11日、人工知能(AI)とビッグデータを活用した新たな資産運用事業を始めると発表した。
AIとビッグデータで投資判断する投資信託「Yjamプラス!」の募集を、アストマックス投信投資顧問が28日にスタートする。
Yjamプラス!は、Magne-Max Capital Managementが開発した運用に特化したAI運用モデルと、ヤフーが保有するビッグデータを活用。国内外の上場株式を主な投資対象とし、中長期的な成長を目指して運用する。
AI運用モデルは、将来のスター銘柄を発掘する「スター発掘モデル」と、株価の季節性に着目した“モテ期”(株価上昇期)を推定する「確率的モテ期予測モデル」が特徴。ヤフーのビッグデータと高性能なコンピュータ環境を活用して市場の歪みを発見し、適切な投資判断につなげるという。信託報酬は年0.9936%(税込)。
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