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DMM.comが社長交代 新社長にピクシブ創業者の片桐孝憲氏
DMM.comとDMM.comラボが、両社の代表取締役社長にピクシブの創業者で現社長の片桐孝憲氏が内定したと発表。片桐氏はピクシブ社長を退任する。
DMM.comとDMM.comラボは12月6日、ピクシブの創業者で現社長の片桐孝憲氏が、2017年1月から両社の代表取締役社長に就任すると発表した。片桐氏は16年12月末にピクシブの社長を退任し、同社では代表権のない取締役に退く。
片桐氏は、07年に個人サービスとしてスタートしたイラスト投稿サイト「pixiv」の運営会社社長を務めてきた。DMM.comは「(片桐氏が)pixivでテクノロジーやクリエイティブを推進し、ユーザーと一体化した文化構築に特化してきた知見と経験を、DMM.comに生かす」考え。「インターネット事業の更なる拡大、推進を行うため新しい経営体制を敷き、事業の一層の加速を目指す」としている。
一方、ピクシブは退任する片桐氏に代わり、伊藤浩樹 現執行役員が17年1月に代表取締役社長に就任するという。DMM.comとピクシブとの間には資本関係はない。
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