検索
ニュース

「2次元の女の子と恋がしたい」をかなえる(かもしれない)2016年の話題まとめ写真でふりかえる2016年(1/3 ページ)

PS VR向け「サマーレッスン」、“俺の嫁”召喚装置「Gatebox」など、2016年は「2次元のキャラと“現実世界”で会える」と感じさせる話題が相次いだ。注目を集めたニュースを、たくさんの写真でふりかえろう。

Share
Tweet
LINE
Hatena

 「2次元の女の子と恋がしたい」――そう夢見るオタクは少なくないはず。だが、彼女と触れ合うには画面の外に出てもらう必要があるし、会話が一方通行では困る。2016年は、そんなオタクの悩みを解消するような朗報が相次いだ年だった。

【年末特集】写真でふりかえる2016年

IT・ネットの話題を日々追いかけるITmedia ニュース編集部が、2016年の「注目すべきニュース」をピックアップ。テーマごとに、たくさんの写真とともにザックリとふりかえる。


photo
「実写にしか見えない」とネットで話題になった3DCG女子高生「Saya」

 「VR(仮想現実)元年」と呼ばれる2016年は、「PlayStation VR」「Oculus Rift」「HTC Vive」など、家庭向けVR機器が出そろい、VR空間で女の子と触れ合えるコンテンツが次々に登場した。また、高精細なディスプレイにキャラクターを映し、音声対話技術や自然言語処理技術を駆使して、ユーザーの言葉に反応したり、返事をしてくれたりするコンテンツも話題になった。

 「2次元のキャラと“現実世界”で会える日もそう遠くない」と感じさせる16年のニュースを振り返ってみよう。

“実写に見える”3DCG女子高生「Saya」、ついに動く

 15年にTwitter上で「実写にしか見えない」と話題になった3DCG女子高生「Saya」がバージョンアップ。「CEATEC JAPAN 2016」(10月、千葉・幕張メッセ)では、これまで静止画のみだったSayaが、振り返ってほほ笑むというショートムービーが披露された。

 Sayaは、CG制作ユニット「TELYUKA」(石川晃之さん、友香さん夫妻)が15年に開発をスタート。当初は「静止画で成り立つこと」を目標にしていたが、16年には「顔を動かすこと」を達成。17年以降は「体全体を動かすこと」を目指しているという。

photo
“実写にしか見えない”3DCG女子高生「Saya」
photo 2015年ver
photo 2016年ver

photo
CEATEC JAPAN 2016では「動くSaya」を公開
photo
photo
東映デジタルセンター ツークン研究所、映像制作会社・ロゴスコープなどが、Sayaの動画化に取り組んでいる

関連記事

“実写にしか見えない”3DCG女子高生「Saya」、制作者が込めた思いは

「実写にしか見えない」――全て3DCGで作られた女子高生「Saya」が大きな話題を呼んでいる。制作の裏側と今後について聞いた。


“俺の嫁”召喚装置「Gatebox」現る

 好きなキャラクターと一緒に暮らせるという装置「Gatebox」を、秋葉原発のIoT(Internet of Things)ベンチャー・ウィンクルが12月に発売した。円筒形の装置内部に身長約15センチの3Dキャラを投影。主人(ユーザー)をセンサーで認識し、コミュニケーションが楽しめる。

 VOCALOIDキャラのコンサートイベントなど、2次元キャラをリアル世界に投影する技術はあるが、それらと比べて「いつでも隣にいてくれる、身近な距離感」(同社)を実現したという。

photophoto “俺の嫁”召喚装置「Gatebox」
photo
あらかじめ起床時間を伝えておくと「時間だよ! 起きて」と主人を優しく起こしてくれる
photo
赤外線リモコン経由で、照明やエアコン、テレビなどの電源をつけたり、消したりしてくれる
photo
“俺の嫁”として一緒に暮らすのは、オリジナルキャラ「逢妻(あづま)ヒカリ」
photo
「マジカルミライ2016」では、初音ミクを召喚できるGateboxもイベント限定で登場した

関連記事

“俺の嫁”召喚装置「Gatebox」29万円で発売 嫁とのリアルな1日に溺れてきた(動画あり)

手のひらサイズの3Dキャラを投影し、一緒に暮らせる装置「Gatebox」が発売。朝起こしてくれたり、帰りを待っていてくれたりと、「いつでも隣にいる身近な距離感」を実現したという。“俺の嫁”と暮らす1日を体験してきた。

       | 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る