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超難問を72時間で解く――過酷なプログラミング大会「ICFP-PC」、その魅力は 優勝チームに聞く(3/3 ページ)

チーム人数や計算環境に制限なし、ただし超難問を72時間で解く――そんな過酷なプログラミングの大会「ICFP-PC」。昨年を含む3度の優勝経験がある日本のチーム「Unagi」に、優勝の秘訣や大会の魅力を聞いた。

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最高のプログラミング言語は何なのか?

 Unagiにはもう1つ、特徴があります。それは、チームメンバーが好むプログラミング言語がC++、Java、C#、Haskell、Ruby、PHP……といったようにバラバラということです。コンテストの最中もチームメンバーがそれぞれ別の言語を利用するため、結合にしばしば苦労します。

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コンテスト期間中のリポジトリの利用言語

 大会を主催するICFPはプログラミング言語の学会なので、コンテストはもともと「プログラミング言語の対決」というテーマも含んでいます。そのため、優勝チームが使った言語は「最高のプログラミング言語」と、1年間宣言できる面白い伝統があります(もちろん冗談半分だと思います)。

 しかし私たちが使う言語はバラバラ。「最高のプログラミング言語は何なのか?」と問われたら、1種類の言語ではなく「たとえチームメイトと違っても、自分の好きな言語を使う!」という答えになるかもしれません。もちろん、そのせいでコンテスト中は大変な苦労をしているので、全くおすすめはしませんが……。

 強く愛するプログラミング言語がある人は、是非ともICFP-PCに挑んでみてください。

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