パナソニックは1月30日、同社史上最も長持ちするという乾電池「EVOLTA NEO」(エボルタ ネオ)を4月26日に発売すると発表した。2008年に発売した「EVOLTA」で培った技術を応用した。実売予想価格は、単一形が600円(2本)、単二形が450円(2本)、単三形・単四形が600円(各4本セット、いずれも税別)。
電池の性能を左右する材料や工法、構造を見直し、旧・EVOLTAと同条件でテストしたところ、長持ち性能が約10%アップしたほか、使用推奨期限である10年後時点のエネルギー保有率も約20%向上させたという(いずれも単三形での比較)。
正極材に銀化合物Ag+を採用し、過放電が起きた時の水素ガス発生量を旧製品よりも約30%カット。液漏れの防止につながるという。
関連記事
- スマホがおもちゃのリモコンに 乾電池型Bluetoothデバイス「MaBeee」発売 ミニ四駆の加速・減速もOK
ミニ四駆など単三形乾電池で動くおもちゃをスマホでコントロールできるようにする乾電池型のIoTデバイス「MaBeee」の一般発売が始まる。 - パナソニック「透明スクリーン」発売 窓ガラスに高コントラストで映像投影
ショーウィンドーとしても、デジタルサイネージ(電子看板)としても使える「透明スクリーン」をパナソニックが発売。 - ダイヤの次に硬い「タングステン印鑑」パナソニックが12月発売 蛍光灯製造技術を応用
パナソニックが蛍光灯などの製造技術を応用して冶金事業に本格参入。タングステン製の印鑑や手袋を12月から順次発売する。 - “印刷して貼るメイク”登場 パナソニックが開発 鏡台で肌状態を分析
肌に貼ってシミなどを隠せる「メイクアップシート」を、パナソニックがCEATEC JAPAN 2016に参考出展。同社の印刷技術を使い、医療用のナノシートに化粧顔料を塗布した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.