Appleの企業、教育機関向けのiPad納期に関して、2017年1月頃から最大で約10週程度の納期遅れが発生している模様だ。
これは、法人企業、教育機関向けのApple正規販売店および携帯キャリア全般で発生している模様で、受注残は3〜5万台ではないかと予想されている。
コンシュマー向けに関しては、iPad Pro (12.9-inch)、iPad Air 2 Wi-Fi + Cellularは2〜3週、iPad Air 2 Wi-Fiは約10日という状況で、即納可能なのは、iPad Pro (9.7-inch)、iPad mini 4、iPad mini 2といったモデルのみ。
Appleは、グローバル・デマンド・ビジビリティー(GDV)システムを導入しているため、次期モデル発売前に生産調整する必要はないため、なんらかの部材調達に遅れが発生しているのではないかと考えられる。
関連記事
- 2017年3月発売の10.9インチiPadは9.7インチサイズ?
来年3月に発表されると見られている新サイズiPad Proは、「ほぼベゼルレス」というMACお宝鑑定団の情報。 - 2017年春の次期iPadはiPad Proラインに統一?
唯一Pro化されていなかった7.9インチのiPad miniも、キーボード接続用コネクターが装備されるようだ。 - Appleの3月発表は「iPad Air 3」ではなく小型「iPad Pro」?
Appleが3月15日に開催するとうわさのイベントで発表する9.7インチの新iPadは、Airシリーズではなく、12.9インチの「iPad Pro」の小型版として登場するようだ。「Apple Pencil」が使えるだけでなく、「Smart Keyboard」も用意されるという。 - 「iPad Pro」の出荷台数はiPadシリーズ全体の3分の1以下──IDC調べ
調査会社IDCが発表した7〜9月期の世界におけるタブレット出荷調査によると、メーカー別ランキング首位のAppleのiPadで売れているのは主にAirとminiで、iPad Proの出荷台数は総出荷台数の3分の1以下という。
関連リンク
Copyright (C) 1998 Mac Treasure Tracing Club. All rights reserved.