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アスクル倉庫火災、4日経っても鎮火のめど立たず 建物倒壊のおそれも
16日朝に発生したアスクルの倉庫火災は延焼が続き、20日時点でも「鎮火のめどは立っていない」という。19日には爆発も発生した。
アスクルは2月20日、埼玉県三芳町の物流センターで16日午前9時ごろ発生した火災について、「現時点で鎮火のめどは立っていない」と明らかにした。19日時点で建物の約6割が焼損しており、倒壊の恐れもあるという。
火災が発生したのは、地上3階建、延床面積約7万2126平方メートルと国内最大級の物流拠点「ASKUL Logi PARK首都圏」。2013年に稼働をスタートし、自動梱包システムなどを導入した最先端の倉庫で、個人向け通販「LOHACO」と、オフィス用品のネット通販サービス「ASKUL」の商品を在庫している。
16日午前9時ごろ、倉庫の1階で段ボールが燃えているのをスタッフが発見し、119番に通報。消防が駆けつけ消火作業に当たったが延焼は続き、19日には爆発が発生した。爆発の原因は分かっていないが「スプレー缶が爆発した可能性がある」という。19日時点で、東京ドーム1個分相当の約4万5000平方メートルが焼けたという。外壁がはがれるなどしており、建物が倒壊するおそれもあるという。
火災を受け、「LOHACO」は16日、東日本エリアで受注を一時停止したほか、16日以降に発送予定だった商品をキャンセルし、ユーザーに通知した。受注は16日中に再開したが、20日現在でも、商品数が限られていたり、配送に遅れが出るなどの影響が残っている。「ASKUL」も16日、埼玉県など一部地域で受注を一時停止したが、同日中に再開した。
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