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「この世界の片隅に」完成前のバージョン誤って上映 青森の映画館で
青森市の映画館「青森シネマディクト」で2月14日まで、「この世界の片隅に」の最終完成前のバージョンが誤って放映されていたことが発覚した。
アニメ映画「この世界の片隅に」を配給する東京テアトルは、青森市の映画館「青森シネマディクト」で2月14日まで、同作品の最終完成前のバージョンを誤って放映していたと発表した。期間中に鑑賞した人は、映画館に申し出れば、完成版を無料で鑑賞できる。
昨年12月30日〜今年2月14日まで、完成前のバージョンを上映していた。この期間にこの劇場で鑑賞した人は、映画館に申し出れば、上映終了日の3月17日まで、無料で完成版を鑑賞できる。鑑賞が難しい場合は、鑑賞時のチケットの半券と引き換えで返金する(3月31日まで受け付け)。
同館以外の全国の劇場での上映はすべて正しい素材で行われていることが確認したという。東京テアトルは、「今後二度とこのようなことがないよう、細心の注意を払う」としている。
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