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NASA、地球に似た7つの惑星を40光年先に発見 生命居住可能性も

NASAが、40光年先の赤色矮星を周回する7つの地球によく似た惑星を発見したと発表した。そのうち3つは生命居住可能地域(ハビタブルゾーン)である可能性が高いという。

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 NASA(米航空宇宙局)は2月22日(現地時間)、地球から40光年先の恒星「TRAPPIST-1」に、地球サイズで生命居住可能(ハビタブル)な3つを含む7つの系外惑星を発見したと発表した。1つの恒星に7つもの惑星が発見されたのは初という。

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7つの惑星のイメージ(NASA/JPL-Caltech/R. Hurt, T. Pyle)

 TRAPPIST-1は、みずがめ座の方向にある赤色矮星。7つの惑星のうち、6つは地球に似た質量で、表面は岩石でできている。さらに3つの惑星では、水が凍らずに液体として存在する可能性がある。

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生命居住可能な惑星のイメージ(NASA/JPL-Caltech)

 NASAは、赤外線宇宙望遠鏡のスピッツァー宇宙望遠鏡などの観測でこの惑星を発見した。今後、2018年に打ち上げる予定のジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡などで観測を続ける計画。

 この発見に関する論文は英科学誌NatureのWebサイトに掲載されている。


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