3月3日、日本橋南郵便局で「第20回 電脳ひな祭り 2017」が開催された。「電脳ひな祭り」とは、高齢者や障害のある人たちなど気軽な外出が難しい人たちにもネットを通じて参加してもらえたらと始めたひな祭りイベント。1997年から開催しており、今年で20回目となる。主催は、NPO法人ブロードバンドスクール協会のメンバーからなる電脳ひな祭り実行委員会。
電脳ひな祭り実行委員会の代表は、タレントの服部真湖さんが務める
イベントでは、Microsoft Wordで作ったおひなさまの絵を展示したり、Wordで描いたおひなさまの絵ハガキを無料でもらえるほか、実際にPCを使ってWordでおひなさまの絵を描く体験や81歳の女性が作ったiPhoneアプリ「hinadan」で遊ぶことができる。教えてくれるのは、このイベントを取り仕切るシニア層の皆さんだ。途中、遠隔地の人たちとひなまつりを楽しむため、仙台や熊本、ボストン、台湾とスマートフォンでビデオ通話企画も実施された。
開催は3月3日午後4時まで。予約などの必要はなく、無料で誰でも参加できる。
(太田智美)
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