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再配達削減へ 新型宅配ボックス、パナソニックから
パナソニックが宅配ボックス新製品を発表。「宅配ボックスをポストのような一家に1台の製品に定着させることを見据え、今後も品ぞろえを強化する」という。
パナソニックは、宅配ボックス「COMBO」(コンボ)シリーズ新製品を4月3日に発売する。アパート用、戸建て住宅壁埋め込み用、ポスト一体型の3種類をラインアップ。それぞれ、電気を使わない押印・施錠機能を備えた。
アパート用の「COMBO-Maison」(税別・工事費別6万9500円〜11万1500円)は、暗証番号式のため鍵の交換が不要。戸建住宅壁埋め込み専用の「COMBO-int」(同17万5000円)は家の中から郵便物も宅配便も取り出せる。ポスト一体型の「COMBO-F」(同10万9800円/12万500円)は、洗練されたデザインを採用した。
宅配ボックスは再配達削減の切り札として期待されている。同社が福井県の戸建て約100世帯に宅配ボックスを設置した実験では、再配達率が約49%から約8%に減るなど大きな効果があった。同社は「宅配ボックスをポストのような一家に1台の製品に定着させることを見据え、今後も品ぞろえを強化する」としている。
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