ライフネット生命保険は3月15日、共同創業者である出口治明代表取締役会長(68)が6月25日の定時株主総会後に退任する人事を発表した。出口氏は役員退任後も同社に残り、次代の人材育成や企業認知度向上のための広報活動を行うという。
出口氏は新卒入社した日本生命を55歳で退職し、2006年、58歳のときにライフネット生命の前身であるネットライフ企画を設立。08年に生命保険業免許を取得し、日本初の独立系インターネット生命保険会社として市場開拓に務めてきた。
当初は社長を務め、13年に会長兼CEOに就任。共同創業者の岩瀬大輔現社長と代表取締役2人体制を敷いていた。
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