名古屋鉄道は3月29日、名古屋駅周辺に長さ400メートルのターミナルビルを建設する計画を発表した。2022年に着工し、5年後のリニア中央新幹線開業までに整備完了を目指す。
リニア開業を見据えた名古屋駅周辺の再開発計画によるもの。公開されたの全体計画によれば、名駅通(めいえきどおり)に隣接する駅部分を拡張しながら、太閤通(たいこうとおり)の道路をまたぐようにビルを建設するという。
ビル内には商業施設やオフィス、ホテル、住居の入居を見込む。「利便性の高いターミナル機能の形成とともに、南北に長い敷地特性を生かして再開発エリアの価値最大化を目指す」(名古屋鉄道)という。
公開された計画の駅拡張範囲イメージでは、約500メートル範囲が対象地域となっている。名古屋鉄道広報部によれば、この中に長さ400メートルの巨大ビルを建設する計画という。高さは160〜180メートルで、およそ30階程度の大きさになるという。
関連記事
- 34階建て「ヨドバシ梅田タワー」誕生へ 大阪駅からのアクセスも改善
ヨドバシカメラがJR大阪駅北口に「ヨドバシ梅田タワー」(仮称)を建設する。2017年夏に工事を開始し、2019年秋完成予定。 - Appleの“宇宙船”新キャンパスの正式名称は「Apple Park」に 4月にお引っ越し
Appleが、クパチーノに建設中の宇宙船のようなデザインの新キャンパスへの移転を4月に開始すると発表した。正式名称は「Apple Park」で、キャンパス内の1000人収容の大ホールは「Steve Jobs Theater」と名付けられた。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.