米Google傘下のDeepMindが開発した囲碁AI「AlphaGo」(アルファ碁)が、“世界最強”棋士とされる柯潔(カ・ケツ)九段と、全3局の真剣勝負を繰り広げる。4月10日、DeepMindのデミス・ハサビスCEOがGoogle公式ブログで発表した。
Googleは、中国囲碁連盟と中国政府の協力のもと、囲碁と人工知能の祭典「Future of Go Summit」を開催。中国のトップ棋士に加え、Googleおよび中国の人工知能研究者が参加する。AIとトップ棋士がペアを組んで戦う「ペア対局」や、AI対トップ棋士チーム5人による「チーム対局」などがあり、その目玉イベントがアルファ碁と柯潔九段の対局となる。
アルファ碁は、2016年3月に韓国のプロ棋士・李世ドル(イ・セドル)氏と対局し、勝ち越している(4勝1敗)。17年に登場した“謎の囲碁棋士”「Master」がアルファ碁の改良版だったことも話題になった。
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