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セブン-イレブンとセイノー、弁当宅配などで提携 需要増に対応
セブン-イレブン・ジャパンが、セイノーホールディングスと業務提携。セイノーが新会社を設立し、セブン-イレブン店舗の宅配業務などを行う。
セブン-イレブン・ジャパンは4月21日、物流会社のセイノーホールディングスと業務提携し、弁当などの宅配や御用聞きのサービスを拡大すると発表した。
セブン-イレブンは、日替わり弁当や総菜などを届ける「セブンミール」を全国約1万5000店舗で展開。約360の自治体とは「見守り協定」を結び、宅配時に高齢者の生活を見守る活動も行っている。少子高齢化や単身世帯の増加などを背景に、今後さらに需要が伸びると予想。セイノーとの業務提携でサービス拡大を目指す。
セイノーは、昨年7月に設立した新会社「GENie」(ジーニー)を通じ、セブン-イレブンの宅配、御用聞き、チラシ配布、見守りなどのサービスを担当する。セブン-イレブンの加盟店が配送業務にかける人的負担を減らし、加盟店が配送サービスを始めやすい仕組みを整える。
すでに広島県などの約150店舗でテストを実施(17年3月末時点)。2019年2月末までに全国3000店舗へ拡大するという。
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