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丸一日ふたをしなくても乾かない油性マーカー、パイロットが国内発売
パイロットが開発した「パーマネントマーカー」は、24時間以内ならキャップをしていなくても書ける油性マーカー。インクに配合した添加剤がペン先に皮膜を作る。
パイロットコーポレーションは4月24日、24時間以内ならキャップを外していても書けるという油性マーカー「パーマネントマーカー」を5月8日に日本国内で発売すると発表した。価格は100円(税別)。
新開発のインク「CSPインキ」を採用。インクに配合した添加剤が皮膜を作りペン先を覆うため、キャップを開けたままの状態でもインクの揮発を防ぐという。再び書くときは、筆記面とペン先が擦れることで皮膜が破れ、24時間以内であれば書ける(同社の試験結果による)。ただ、同社は「使用後は必ずキャップを閉めてください」と促している。
CSPインキは、プラスチックやビニールなどにもインクが密着しやすく、しっかり濃い色で書くことができるという。ペンの筆跡は乾きやすく、耐水性や対光性があるといい、擦れにも強いとしている。
ラインアップは、中字丸芯の「パーマネントマーカー100」と中字平芯の「パーマネントマーカー400」の2種類を用意。カラーバリエーションは、共にブラック、レッド、ブルーの3色。
同製品は、2016年から海外で先行販売していた。日本国内での販売は初めてで、初年度で200万本の売り上げを見込む。
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