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「エンジニアに無理と怒られた」――熱烈“攻殻”ファンが思い込めた「1/8タチコマ」開発の舞台裏(6/6 ページ)
アニメ「攻殻機動隊」の「タチコマ」を、Cerevoが1/8サイズで再現。音声認識機能を備えるなど、市販ロボットと比べると「やり過ぎた」という高機能な製品だ。そんなタチコマには、社内でも上位に入るほど“攻殻ファン”の開発者の思いが込められている。
ドミネーターは、総数217個のフルカラーLEDを搭載するなど、市販の玩具と比べると異例の製品だった。海田さんは「この1年くらいでLEDをたくさん搭載するなどの技術を盛り込んだ玩具が出てくるようになった。(そうした高機能な製品の)市場はかなり大きいのではと思った」という。
同社の甲斐祐樹さん(セールスマーケティング、広報)は「シリーズとして続けたいが、アニメや映画が題材になるので、版権元から打診があって初めて作れる。ただ、ドミネーター、タチコマを作った会社として認知されたと思うので、そういう話が来ることを期待している」と話す。
「もっとライトな玩具でもいいかもしれないが、Cerevoが作る製品はそうしたくない。開発側の私たちが面白いと思えるものを作りたい。未来感や非現実感があるものを作り出すことで、社会から見た会社の評価を上げたい」(海田さん)
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