富士急ハイランド、アトラクション優先券をネット販売 GW混雑に対応
ゴールデンウィーク期間限定で、富士急ハイランドの「絶叫優先券」デジタル前売り券が、ヤフーの「PassMarket」で販売。
富士急行は4月27日、遊園地「富士急ハイランド」(山梨県富士吉田市)のアトラクションに優先乗車できる「絶叫優先券」のデジタル前売り券を発売した。アトラクションの入り口で、スマートフォン画面を提示するなどして優先乗車できる。利用期間はゴールデンウィーク中(4月29日〜5月7日)。
絶叫優先券はこれまで園内だけで販売していたが、購入当日しか使えず、開園後すぐに売り切れていたという。今回、ヤフーが運営する電子チケットサービス「PassMarket」を活用。PassMarketで優先券を事前販売して「さまざまなユーザーに短時間でより快適に楽しんでもらう」のが狙いだ。
「スマート絶叫優先券」(税込1800円から)と「トリプル絶叫優先フリーパス」(大人が税込1万700円から)の2種類を用意。料金は利用日によって異なる。
スマート絶叫優先券は、購入者向け画面をスマートフォンで表示して係員に見せることで、事前に指定したアトラクション1つに優先搭乗できる。対象は「高飛車」「ええじゃないか」「FUJIWARA」「鉄骨番長」「テンテコマイ」「ナガシマスカ」の6種類。入園には別途フリーパスが必要。
トリプル絶叫優先フリーパスは、入園のためのフリーパスと、アトラクション3種類の優先搭乗券をセットにしたもの。購入時に取得したQRコードを入園口付近の読み取り機にかざしてチケットと交換し、アトラクションの受け付けで係員にチケットを提示する。
電子チケットは今夏正式導入を目指す。その際には英語での販売にも対応し、訪日観光客のニーズに応えるとしている。
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