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「空飛ぶクルマ」実現へ トヨタが開発団体を支援、4000万円出資
「空飛ぶクルマ」の実現を目指す有志団体を、トヨタグループ15社が支援。今後3年間で総額4250万円を出資するという。
トヨタ自動車などは5月14日、同社のエンジニアらが参加して「空飛ぶクルマ」を開発している有志団体「CARTIVATOR」に、今後3年間で総額4250万円を出資すると発表した。CARTIVATORは、支援金を用いて2018年末までに有人の試作機を完成させる予定。
出資するのは、トヨタ自動車、豊田自動織機、ダイハツ工業、日野自動車、デンソーなどトヨタグループ15社。
CARTIVATORは、若手技術者やベンチャー関係者を中心に結成。20年の東京五輪・パラリンピックの開会式で、空飛ぶクルマによる聖火点灯を実現させるべく、技術開発に取り組んでいるという。2025年までに第1弾製品の発売を目指す。
同団体の中村翼代表は「乗り物からもらった夢を次代につないでいきたいという思いのもと、メンバーが業務外の時間を使い、『空飛ぶクルマ』という夢の乗り物を作ろうとしている」などと説明。「これまで応援くださった皆さま、そして新たにご支援くださったトヨタグループの皆さまに厚く御礼申し上げます」とコメントしている。
トヨタ自動車は、高級車ブランド「レクサス」で、空飛ぶスケボー「ホバーボード」も開発している(関連記事)。
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