AI専業のUEIとWebシステムやTwitterクライアントなどで実績のあるグルコースが共同開発した「Naumanni」(ナウマン)が5月17日正午からGitHubで公開される。
UEIの清水亮社長がマストドン会議の席上で発表したNaumanniはAGPLラインセンスで頒布される「自由なソフトウェア」で、誰でも設置・改造が可能。
マストドンの標準ビュワーはWebで提供されており、外見はTweetDeckライクなものなのだが、広い画面があっても単一のインスタンスしか利用できないなど、むしろ最近のスマートフォン用アプリのほうが使いやすいという難点がある。
Naumanniはこうした問題を解決するために開発され、
- Dockerを使った簡単なインストール
- 複数インスタンスに対応し、インスタンスごとに発言を分けたり、個別の通知やローカルタイムライン受信
- 複数のインスタンスのローカル、連合、通知をそれぞれまとめた統合タイムライン
- わかりやすいSMSライクなダイレクトメッセージ(DM)表示
などが実装され、利用できる。
6月10日はDMの暗号化による盗聴防止も加わる予定だ。
GitHubで5月17日正午に公開されるURLは、
https://github.com/naumanni/naumanni。
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