3人に2人が、使い始めたころよりも“SNS疲れ”を感じる頻度が減った――ジャストシステムのネット調査でこんな結果が出た。
調査は5月12〜14日、スマートフォンを所有する全国の10代〜50代男女1005人を対象に、同社のセルフ型アンケートサービス「Fastask」を利用して実施。そのうち「SNS疲れ」を感じたことがあると答えた人が40.0%を占めた。
一方、SNS疲れを感じる頻度は減る傾向にあるようだ。SNS疲れを感じたことがある人のうち、使い始めのころと比べて感じることが「かなり減った」人は14.1%、「やや減った」人は45.5%。合わせて59.6%の人が、SNS疲れを感じる頻度が減ったと答えた。
理由は「SNSに慣れて、自分なりの使い分けができるようになった」が43.8%で最多に。以下「SNSに慣れて、1つ1つのSNSに対して自分なりの使い方ができるようになった」(38.4%)、「『いいね!』などのリアクションに対して過度な期待を持たないようになった」(29.0%)と続いた。
疲れが理由で、利用頻度が減ったSNSは……?
疲れが理由で1年前と比べて利用頻度が減ったSNSは、トップは「LINE」(40.2%)で、続いて「Facebook」(39.6%)、「Twitter」(31.6%)だった。
年代別に見ると、10代は「LINE」を挙げる人が最も多く(47.8%)、20代と30代は「Facebook」が最多だった(20代が48.2%、30代が47.3%)。
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