すかいらーくは5月24日、セルフレジの導入店舗を、6月中旬までに首都圏21店舗に拡大すると明らかにした。ランチタイムに会計が集中する店舗で優先的に導入し、利用者が列に並んで会計を待つ時間を短縮する狙い。
同社は今年1月、セルフレジを都内のファミリーレストラン「ガスト」「ジョナサン」「バーミヤン」合計3店舗に試験導入。利用者は会計時、レジで伝票のバーコードを読み取り、クレジットカードか電子マネー(Edy、iD)で支払う仕組みだ。導入した3店舗では、利用客(来店組数)の約10%がセルフレジを利用し、会計の待ち時間を平均30秒ほど短縮できたという。
これら3店舗に加え、6月中旬までに東京都、神奈川県、埼玉県の18店舗にもセルフレジを順次導入する予定。
セルフレジは近年、コンビニエンスストアなどで導入が進んでいる。今年4月には、セブン-イレブンなど5社が、2025年までに取り扱う全商品に電子タグを取り付け、セルフレジの導入を後押しする計画を発表した(関連記事)。
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