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キリンビールの「ゆっくり届くボタン」に込めた思い 「人間、ずっと頑張るってできない」(3/3 ページ)

忘れたころに商品が届く、キリンビールのキャンペーン企画「スローボタン」。企画担当者に意図を聞いた。

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禁断の質問

―― 「忘れたころに届く」というコンセプトを分かってて聞くのも大変アレなのですが、具体的にいつごろ届くとか決めているのですか?

野際さん それは企業秘密です(笑)。

―― ボタンを押してから3週間後に届くとか?

野際さん いいえ、そんなことないですよ。一応これくらいの期間でやろうというのはありますが、システム的にかっちりそれを決めてしまったら企画として元も子もないので。裏側もスローに管理しています(笑)。

―― 野際さんがゆるすぎて忘れてたら届かないと。

野際さん それは怒られちゃうので、ちゃんといつか届けます(笑)。


日が暮れゆく公園で談笑する2人。この後淡麗グリーンラベルで乾杯、といきたいところだったが、2人とも仕事があるので泣く泣くオフィスに戻った

 こんな調子で、芝生の上のゆるいインタビューの時間はあっという間に過ぎていった。2人とも話すことに集中してしまって、正座を崩さなかったので2人とも後で足がしびれたのはここだけの秘密だ。

 キリンビールが仕掛けるこんな「スロー」な企画。共感した人は応募してみてはいかがだろうか……と締めたいところなのだが、このキャンペーンは5月21日までで、この記事の掲載タイミング的にキャンペーン期限を過ぎてしまっている。

 筆者が忙しくばたばたしていたのが原因だが、「スローな企画なので」ということでここは1つ。

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