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全自動洗濯物たたみ機「ランドロイド」発売 画像解析で衣類を仕分け(2/2 ページ)

乾いた衣類を投げ込むと、本体内部で画像解析し、形や向きを認識。ロボットアームがつまみ上げるなどして、自動で折り畳む。

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音声操作も 他企業と連携で機能拡張

 ランドロイドの機能は「折り畳み」だけではない。今後、他社サービスとも連携して機能を拡張していく方針だ。

 第1弾として、家電ベンチャーのCerevoが開発している、音声操作が可能なデスクライト「Lumigent」と連携。デスクライト経由で、ランドロイドにオン/オフなどを音声で指示できるようにする。Amazonの音声認識技術「Alexa」に対応する(現時点では英語のみ)。

 Cerevoの岩佐琢磨CEOは「今年の後半からは、Alexaなど、音声認識のサービスが“フィーバー”すると考えている」と話す。「日本人は無機質なものに話しかけると恥ずかしがる傾向があるが、(ランドロイドのように)知性があるものだとそうはならないと思う」という。

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デスクライト「Lumigent」に話しかける岩佐CEO

 普段着に特化した貸し衣装サービス「airCloset」を運営するエアークローゼットとも協業を予定している。例えば、ランドロイドのスマホアプリから、ユーザーの着用頻度が少ない衣服のデータを抽出。それらに合う衣類を、エアークローゼットのスタイリストがおすすめし、レンタルできるようにするという。

 エアークローゼットの天沼聰CEOは「ユーザーのクローゼットの中身を知ることができれば、もっとコーディネートの幅が広がると考えていた」と話す。「ランドロイドと協業しないと、むしろユーザーに失礼なくらいだと思う」。

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着用頻度や色などからコーディネートを提案

 「特殊な技術やサービスを持った、世界中の“光った”企業とパートナーシップを結んでいきたい」――セブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズの阪根社長は、今後の展望をそう話した。

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左から、エアークローゼットの天沼聰CEO、セブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズの阪根信一社長、Cerevoの岩佐琢磨CEO
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