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「Uberアカウントが乗っ取られた」報告多数 「頻発はしていない」とUber Japan

「Uber」のアカウントが乗っ取られ、他人の乗車に使われたとの報告が海外を中心に相次いでいる。Uber Japanは8日、「アカウント乗っ取りは頻発しているものではない」との声明を発表した。

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 ライドシェアサービス「Uber」のアカウントが乗っ取られ、他人の乗車に使われたとの報告が海外を中心に相次いでおり、日本でも話題になっている。Uber Japanは6月8日、「アカウント乗っ取りは頻発しているものではない」との声明を発表した。

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Uber Japanの声明

 9日現在、Twitterで「Uber hacked」を検索すると、1時間に数件程度、「乗っ取られた」とUber公式アカウントなどに報告するツイートが投稿されている。

 日本人では、ジャーナリストの林信行さんが自らのアカウントが乗っ取られたと報告しているほか、ジャーナリストの松村太郎さんも乗っ取られたといい、東洋経済オンラインに7日付けで掲載された記事で被害を解説。記事では、「サーバが攻撃を受けてユーザー情報が流出している可能性がある」と指摘している。

 Uber Japanは8日に声明を発表。「Uberアカウントの乗っ取りは頻発しているものではないが、万が一発生した場合には、個別に状況を確認し、すぐアカウントのリセットと、特別な保護システムを設置している」とした。Uberアカウントが乗っ取られても不正乗車にしか使えず、クレジットカード情報などの流出の可能性はないとしている。また、他のサービスと同じID・パスワードを使わないよう呼び掛けている。サーバが攻撃を受るなどしてユーザー情報が流出した可能性については言及していない。

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