米Facebook傘下のInstagramは6月15日、影響力のあるインフルエンサーやクリエイターが投稿した広告コンテンツを明示すると発表した。数週間以内に、該当する投稿に「(ブランド名)とのタイアップ投稿」と表記する。
影響力のある個人が自身のInstagramアカウントに投稿した広告コンテンツ(報酬のやりとりが発生するもの)をユーザーに分かりやすく示し、いわゆるステルスマーケティング(ステマ)を防ぐのが狙い。
投稿主は、新たに提供される分析ツールから該当する投稿にタグ付けしてタイアップ投稿であることを明示する。タグ付けした投稿に対するユーザーの反応やアクセス数といった情報は、投稿主と広告主の両者がアクセスできるという。
当面はごく少数のクリエイターにツールを提供し、今後数カ月以内に提供範囲を拡大するという。
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