ソフトバンクは6月20日、LTE回線を活用した一般家庭向け固定電話サービス「おうちのでんわ」を7月5日から提供すると発表した。回線工事不要で利用できる。月額基本料は980円、通話料金は全国一律で3分あたり7.99円(いずれも税別)から。
宅内向けの電波受信機器「でんわユニット」と自宅の電話機を接続して利用する固定電話サービス。LTE回線を利用するため回線工事を行う必要がなく、LTEネットワークが届く範囲なら場所を問わず設置できる。
ユーザーが利用中の、市外局番から始まる電話番号をそのまま使えるほか、警察(110番)や消防(119番)などの緊急通報、携帯電話への発信、FAXの送受信も行えるという。
でんわユニットは、同社のインターネットサービス「SoftBank Air」向け宅内ルーター「Airターミナル2/3」から給電でき、本体を重ねて設置できる。
LTE回線を使った同様の固定電話サービスは、KDDIが「ホームプラス電話」を提供している。
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最終利益は1兆4263億円で、前期と比べて約3倍(4741億円)だった。
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