九州北部で発生した大雨を受け、KDDIは7月6日、福岡県朝倉市の避難所などに公衆無線LANを設置した。「大雨の被災者支援のため、全力で取り組む」としている。
朝倉市役所(災害対策本部)と朝倉市総合市民センターに公衆無線LANを設置。スマートフォンなどの充電器も、市役所に1台、総合市民センターに2台設ける。
梅雨前線の影響で、福岡県や大分県では5〜6日にかけて激しい大雨に。6日正午現在、朝倉市では、KDDIなどの携帯電話がつながりにくい状況になっている(関連記事)。原因は「大雨の影響による停電、伝送路故障のため」で、復旧作業に努めているという。
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今後は、2017度下期をめどに地上の電源とドローンを接続した実験を行い、連続24時間の運用を目指す。
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