「Mastodon入門ガイド」という本が出版されることが明らかになった。Amazon.co.jpによれば、8月10日発売予定。出版社は技術書で知られるソーテック社だ。
著者の大喜多利哉さんは@ITで「CentOS 7で始める最新Linux管理入門」「サーバー管理者のためのChef超入門」の連載を持ち、さくらインターネットでクラウド開発室 に所属する。さくらのナレッジでも「ゼロからはじめるMastodon」、「ゼロからはじめるMastodon インスタンス運用編」を執筆しているので、インスタンスを立てる際にその記事を読んだ人は多いのではないだろうか。
Amazonでの解説文は次のとおり:
「ポストTwitter」とも言われ、急速に注目をあつめる分散型ミニブログサービス「Mastodon(マストドン)」の解説書です。
Mastodonの仕組みや機能の解説から、国内Mastodonインスタンスを例に始め方から利用方法などを詳解。さらに、Dockerを用いてLAN内でMastodonインスタンスを構築する方法や、拡張性の高いクラウドサービスを利用した構築・運用方法なども解説!
B5変形版で160ページと結構なボリューム。価格は1728円(税込)。現在予約開始中だ。
本書を皮切りに、本格的なマストドン技術書が多数出版されるのは確実だろう。8月10日の発売はちょっと先なので、その前にいくつか出てくるかもしれない。
なお、「これがマストドンだ! 使い方からインスタンスの作り方まで」は現在399円で発売中。そしてITmedia NEWSのこの連載をまとめた「マストドンつまみ食い日記」は、Google Play Booksで今買うと、通常768円(税込)のところを680円と少し安い。マストドン新書は、Kindle版が発売され、7月10日にはセミナーも開催される。
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