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ノートンが「Impress Watch」を誤ブロック
「ノートン」シリーズがImpress Watchを誤ブロック。「窓の杜」で扱っている特定のソフトが誤判定を受けたことが原因という。【更新】
インプレスは7月31日、シマンテック製セキュリティーソフト(「ノートン」シリーズ)のユーザーが、同社のネットメディア「Impress Watch」にアクセスできない状態になっていることを明らかにした。Impress Watch内の「窓の杜」で扱っている特定のソフトが誤判定を受けたことが原因という。
Impress Watchは、「PC Watch」「Internet Watch」「窓の杜」など多数の専門サイトで構成。窓の杜は、編集部員が選んだオンラインソフトをジャンル別に確認・ダウンロードできる。
PC WatchのTwitterによると、窓の杜で扱っている特定のソフトが誤判定を受けたことが原因で、Impress Watch全体がブロックされてしまったという。同社は現在、対応を進めているという。
8月1日午前10時追記
PC WatchのTwitterは7月31日夕方、「シマンテックによって『潜在的な迷惑アプリ』と判定されていたものを窓の杜のライブラリから削除することで、サイト全体に対するブロックは解消された」と発表した。
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