マストドンのコントリビューターにコントリビュートする方法 そして1.5.0リリース:マストドンつまみ食い日記
ついにマストドンの1.5.0がリリースされた。その開発に寄与している人たちのことを考えてみよう。
オイゲン・ロチコさんにPatreonを通して寄付する方法については以前記事にした。このPatreonを使っているマストドン関係者には、Mastodon.cloudの管理人で日本人コミュニティーからは学院長と呼ばれているヴァレンティン・ウヴラールさんもいる。
mstdn.jpの管理人であるぬるかるさんが使っていることでも知られるEntyは日本人のマストドンインスタンスへの寄付プラットフォームとしてよく利用されており、インスタンス管理人を中心に24人が寄付を募っている。お世話になっているインスタンスがあれば、考えてみてはいかがだろうか。
マストドンのコードを改良していく人たちに対してもわれわれができる貢献がある。
このブログを書いた山岸和利さんはGitHubを中心にオープンソースソフトウェア関連の活動をしており、2017年4月半ば以降はマストドンのコードに参加することが多くなってきたという。5月3日にはマストドンのコラボレーターに、7月24日にはコミッターに選ばれ、masterブランチにマージする権限を持つことになった。
マストドンのプロジェクトにはピクシブ、ドワンゴといった企業インスタンスからの貢献も多大だが、個人プログラマーによる部分も大きい。山岸さんのブログの過去エントリーを読めばマストドンとの関わりや、どのような活動をしているかがつかめるはずだ。
山岸さんが選んだプラットフォームは、「ファンクラブ」システムのファンティア。月額100円から支援することができる。
そしてちょうど今、オイゲンさんが新ロゴやWeb共有ボタンを実装したバージョン1.5.0をリリースした。その背後にはこうした人たちの貢献があることを忘れてはならない。
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