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玄関先などに「置き配」、アスクルが導入
アスクルが個人向け通販「LOHACO」で、配送時の荷物の置き場所を指定できるサービスを始めた。置き場所は、玄関扉の前、車庫などから選べる。
アスクルは8月2日、個人向け通販「LOHACO」で、玄関先など荷物の置き場所を指定できるサービス「置き場所指定配送」を始めた。時間帯指定の配送サービス「Happy On Time」のユーザーが対象で、東京都内10区、大阪市内9区で行う。「届ける直前のお客さまの要望に応え、再配達削減にもつなげる」(同社広報部)という。
あらかじめユーザーがスマートフォンアプリ「ロハコアプリ」(iOS/Android)で場所を指定しておくと、ドライバーがドアチャイムを鳴らすことなく、その場に直接届ける。置き場所は「玄関扉の前」「車庫」「物置の中」「裏口・勝手口扉の前」から選べる。
配送完了後は、ドライバーがモバイル端末で置いた場所を撮影し、ユーザーがスマホアプリかWebサイトから写真を確認できるようにする。購入金額が3万円以上の場合は利用できない。
同社は「『今は出られないから玄関前に商品を置いてほしい』といったユーザーの要望に応える」としている。
このほか、届けた商品の段ボールや紙袋(エコお買い物バッグ、緩衝材は除く)を後日回収するサービスも始める。
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