ニュース
「1Uサーバラックで最大1PBを実現」 米IntelがSSD新規格「ruler」
米IntelがSSDの新しいフォームファクター「ruler」を発表。1Uサーバラックに収まるサイズで、最大1PBのSSDを実現できるという。
米Intelは8月7日(現地時間)、データセンター向けSSDの新しいフォームファクター「ruler」を発表した。将来は、1Uサーバラックに収まるサイズで、最大1PB(1000TB、HD動画30万本分)の容量のSSDを実現できるとしている。
長く、薄い形状をしているというrulerは、従来の2.5インチ/3.5インチフォームファクターや、PCI Expressカードスロットに挿入するアドインカードフォームファクターに取って代わる「全く新しいSSD」だという。
従来のフォームファクターと比べ、大容量を実現する一方、冷却の必要性や電力消費を最小限に抑えるとも。同社は、rulerを採用したSSDを「近い将来に発売する」としている。
関連記事
- Intel、自動運転車を100台製造し、年内テスト開始へ
Intelが自動運転技術企業Mobileyeの150億ドルの買収を完了した。両社は100台以上のテスト車両をBMWを含む複数のブランドと共同で製造し、年内に多数の地域での走行テストを実施する計画だ。 - 「プレミアムPC」とは? 高価な商品を買うあなたが“次世代に貢献”している理由
メーカーの中の人だからこそ知っている“PCづくりの裏話”を明かすこの連載。今回は「プレミアムPC」について解説します。 - まだノートPCとタブレットを“2台持ち”してるの? 業務効率アップとコストダウンを両立するヒント
- 東芝、64層512Gbの3次元NANDフラッシュをサンプル出荷
東芝の3次元NANDフラッシュメモリ「BiCS FLASH」シリーズに、64層積層プロセスの512Gb品が追加。サンプル出荷が始まった。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.