タイトーは8月14日、1986年にファミコン向けに発売したアクションアドベンチャーゲーム「たけしの挑戦状」のスマートフォン版を、8月15日に配信すると発表した。価格は840円(税込)。ファミコン版をリメークし、新要素「あめりか」や「ひんたぼ語検定」を加えた。
たけしの挑戦状は、ビートたけしさんが監修したアクションアドベンチャーゲーム。サラリーマンの主人公が宝探しに冒険するストーリーで、理不尽な内容と難易度の高さから“伝説のクソゲー”として知られる。
リメーク版となるスマホアプリは、「たからのちず」「社長室」などファミコン版のギミックを再現しつつ、スマホの画面比率(16:9)に対応したほか、本編と関係ない“寄り道”要素として、新成田空港から「あめりか」ステージに旅立てるようにした。
あめりかでは、ブロードウェイや、多くのセレブや有名人が住む(?)タワーなどを訪問でき、タワー最上階に上ると「有名人に出会えるかもしれない」という。同ステージのBGMは、同社サウンドチーム「ZUNTATA」による新作で、ファミコン風の8bitサウンドだ。
新たに「ひんたぼ語検定」も実装。ゲームに登場する南の島「ひんたぼ島」の言語「ひんたぼ語」の能力を測る検定で、「1級」〜「10級」が認定され、結果をSNSでシェアできる。
ファミコン版発売から31年目にして初となる公式グッズも発売。「社長室」や「スナックあぜみち」などをあしらったTシャツと、ゲームオーバー時のグラフィックスを採用したマイクロファイバータオルを発売予定だ。発売日や販路などは今後、Webサイトで発表する。
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