情報処理推進機構(IPA)は8月15日、7月の「ITパスポート試験」に9歳(小学4年生)が2人合格したと発表した。これまでの最年少は10歳で、最年少記録を更新した。
7月の試験は、7894人(学生43.8%、社会人56.2%)が応募し、合格率は50.0%。12歳以下は4人応募し、3人が合格。うち2人が9歳だった。
試験を開始した2009年4月から今年7月までの12歳以下の応募者数は113人、合格者は21名だった。
ITパスポート試験は、セキュリティやネットワークなどのITに関する基礎知識をはじめ、経営戦略、財務、法務、プロジェクトマネジメントなど幅広分野の知識を問うCBT方式(コンピュータを利用して実施する試験)の国家試験。昨年度の応募者数は約8万6000人(平均年齢26.2才)、合格者数は約3万8000人(平均年齢28.1才)だった。
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