あなたも「鳥人間」気分に 「鳥人間コンテスト」360度VRで配信
23日放送予定の「鳥人間コンテスト 2017」のVR映像が配信されている。湖の上で鳥になったかのような気分を味わえるという。
読売テレビ放送は8月16日、「鳥人間コンテスト 2017」(8月23日放送)のVR映像の配信をWebサイトで始めた。パイロットの視点からVRで飛行体験でき、湖の上で鳥になったかのような気分を味わえるという。
8Kの全天球映像撮影に対応したプロ用VRカメラ「Insta360 Pro」を活用し、地上撮影とドローンによる空撮を組み合わせた。VR映像は、PlayStation VR、Oculus Rift、Gear VRのほか、PC、スマートフォン、タブレットで楽しめる。
チームが機体を組み立てる機体置き場や、機体が飛び立つプラットフォーム、応援席やスタジオの様子を収録した。プラットフォームから飛び立つ機体の離陸シーンも、360度VRで楽しめる。
風の力のみで距離を競う「滑空機部門 飛行体験編」では、出場チームのコクピットとドローンの空撮映像を合成し、パイロットの視点からVRで飛行体験できる、湖の上で鳥になったかのような気分を味わえるという。湖に着水する様子は、リアルな映像との合成映像で体験できるようにした。
ドローンの飛行映像にコックピット画像を重ねることで、視線誘導と、酔いの原因とされる視点移動問題の解決を図ったとしている。
人間の力だけでどこまで飛べるかを競う「人力プロペラ機部門 伝説のドラマ編」は、過去の大会で生まれた記録やドラマを紹介。過去の2D映像と360度映像を組み合わせることで、当時のパイロットの目線を追体験可能にしたという。
鳥人間コンテスト 2017のテレビ放送は23日午後7時から、読売テレビ・日本テレビ系列。
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