伏見つかさ原作のライトノベル『俺の妹がこんなに可愛いわけがない。』に登場する新垣あやせのAI(人工知能)を作成する企画がこのほど、本格始動した。ユーザーがあやせになりきって入力した会話データを使い、AIを育成していくという。
「なりきり質問応答 俺の嫁(あやせ)がこんなに可愛いわけがない」は、ドワンゴと、NTTメディアインテリジェンス研究所の東中竜一郎氏が中心に進める共同研究のAIプロジェクト。(1)ユーザーがあやせに聞きたいことを質問する→(2)あやせになりきって答える→(3)他のユーザーがあやせっぽい応答に「ポイね!」する、という3つのステップでAIを育てていく。
例えば、「あやせのことが好きすぎて眠れない。あやせのことが好き。あやせのことが好き…」という質問に対し、「本当に気持ち悪いです」とあやせっぽく回答。「ポイね!」でリアクションすることで、AIが「あやせっぽい会話」を学習していく。
企画に参加するには、有料チャンネル「伏見つかさチャンネル」(月540円、税込)への入会が必要だ。
【訂正:2017年10月12日15時40分更新 ※初出時に、早見沙織さんがAIの声を担当すると誤解を招く表現がありました。お詫びして訂正致します。】
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