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PasocomMini MZ-80Cが我が家に届いた 古くて新しい「8ビットパソコン」を使ってみた立ちどまるよふりむくよ(2/2 ページ)

とりあえず同梱ゲームを遊ぶところまで。

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 では復刻版を立ち上げてみる。まずやらなければいけないのは、システムの入ったmicroSDカードをラズパイに差し込むこと。GPIOの下に位置するのでちょっと挿入しづらいが見当つけてやってみた。本当は、このmicroSDは保存版にしておいて複製版を使うように指示されている。

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microSDカードを挿入

 あとはMicro USBに電源を、USBにキーボードを、HDMIにディスプレイをつなげるとできあがり。起動するとSmileBASIC for PasocomMini version 1.0.0が表示される。これで高機能なBASICであるSmileBASICマシンとして利用することが可能だ。

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起動するとSmileBASIC for PasocomMiniが表示される

 実はSmileBASICはMZ-80をそのままエミュレートしてくれるわけではない。エミュレータモードに移る必要があるのだ。F12でMZモードとSB(SmileBASIC)をトグル切り替えできる。

 SBモードにすると、HAL-MONITORというプログラムが動いている。これは、実機のSP-1002に相当するものだが、独自の拡張も加えられている。カセットレコーダーではなくmicroSDからプログラムを読み込むためだ。カセットテープ用のLOADではなく、LDとコマンドを打つと、同梱されたゲームプログラム5本が表示される。

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LDコマンドでプログラムをロードするメニューが表示される。
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「地底最大の作戦」で遊んでみた

 とりあえず同梱されたゲームを遊ぶところまでは行けた。次にやるのはシャープ純正BASICのSP-5030を動かすこと。実はSP-5030もヤフオクで落札してあったのだ。さあ、うまくいくか?

 「テープ制御等の部分を除いて、ほぼSP-1002と同等の機能があります。ですのでSP-5030を入手し、ロードすればBASICも動きます」とマニュアルに書かれているので信じるよ!

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