東急鉄道によると、東急田園都市線と大井町線が10月19日午前9時過ぎから一時、全線運休した。三軒茶屋駅で起きた停電の影響。停電の原因は「調査中」としている。田園都市線に乗り入れている東京メトロ半蔵門線にも影響が出ている。
三軒茶屋駅で午前9時6分、停電が発生。9時9分、田園都市線全線で運転を見合わせた。午前10時15分までに、用賀駅〜中央林間駅間で折返し運転を開始。全線の運転再開は10時30分ごろの見通しだ。
大井町線も9時15分ごろから全線で運転を見合わせたが、10時10分ごろ、運転を再開した。10時15分現在、ダイヤが乱れている状態だ。
この影響で、東急田園都市線と接続する東京メトロ半蔵門線も一時運転を見合わせたが、9時40分ごろから運転を再開。10時10分現在、東急田園都市線、東武伊勢崎線との直通運転は中止しており、ダイヤも乱れている。
都心近郊の鉄道の停電による大規模な運休は、今年9月にもJR東日本で起きている。
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