東京メトロは10月23日、車両内で使える訪日外国人向けの無料Wi-Fiサービスを、10月末から東西線と千代田線に順次導入すると発表した。2018年には丸の内線にも拡大し、20年夏までに東京メトロ全路線で提供する予定だ。
無料Wi-Fiサービスは、現在銀座線1000系(一部編成)と日比谷線13000系で導入済み。利用には、Wi-Fi認証アプリ「Japan Connected-free Wi-Fi」か「TRAVEL JAPAN Wi-Fi」(いずれもiOS/Android、無料)をダウンロードし事前登録が必要。16年6月からは、一部を除く東京メトロ全駅構内でも同様のサービスを提供している。
東京メトロは「昨今の訪日外国人数の増加を踏まえ、東京圏の鉄道ネットワークの中核を担う交通事業者として、一層の利便性向上を図る」としている。
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