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「脳波で車種提案」するVR フォルクスワーゲンが展示:東京モーターショー2017
フォルクスワーゲンが東京モーターショーで、脳波からユーザーに合った車種を提案するVRなどを体験展示している。
フォルクスワーゲンは第45回東京モーターショー2017(25〜26日はプレスデイ、27日に一般公開)で、脳波を読み取ってユーザーに合った自動車を提案するVRや、コンセプトカーに試乗して車内を操作できるVRを体験展示している。
脳波を読み取るVR「Intuitive Car Finder」では、VRヘッドセットの「HTC VIVE」と脳波計測器の「Emotiv」を装着する。VIVEで人々がコミュニケーションしている映像や、幾何学模様の映像などをいくつか立て続けに見せられ、その間にEmotivの電極から脳波を計測することで「興味」「興奮」「エンゲージメント」の3種類の数値を取得する。各値は時系列で上下し、3つの値の最も高かった車種がおすすめの車種となる。
コンセプトカー「I.D. CROZZ」をVR体験できるゾーンでは、両手を認識するデバイスを付着させたVIVEを装着することで、VR上で外装を見ながらドアを手で開けたり、車に乗って完全自動運転のナビゲーションを開始したり、車内のライトの色を変えたりできる。これらのVR展示は会場でのみとなり、実店舗に展開することは考えていないという。
そのほか、コンセプトカー「I.D. BUZZ」の実物などが日本で初公開された。2020年ごろの発売で、価格は未定だが「1000万円は超えないレベル」という。I.D. BUZZは、完全自動運転を可能とする電気自動車。一度の満充電で600キロ走れるとしている。
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