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ニフティ、「デイリーポータルZ」「カルカル」を東急グループに譲渡
ニフティが、「デイリーポータルZ」と「東京カルチャーカルチャー」を東急系のイッツ・コミュニケーションズに譲渡した。
ニフティは11月1日、同社が運営する面白コンテンツサイト「デイリーポータルZ」とイベントハウス型飲食店「東京カルチャーカルチャー」の事業を東急グループのイッツ・コミュニケーションズ(イッツコム)に譲渡したと発表した。同日からイッツコムが運営を始めた。
イッツコムは東急グループのケーブルテレビ局。同社は「両サービスを自社で運営することが、既存サービスとのシナジーの創出ならびに事業の拡大につながると考え、今回の譲受を進めてきた」という。
ニフティは「両サービスが東急グループに加わることで、エンターテインメントを伝えるサービスとしての価値をより一層向上させ、さらなる発展が期待できると判断した」としている。両サービスの名称と提供内容に変更はない。
デイリーポータルZには同日、オフィスが二子玉川に移転したことを伝える記事が掲載されている。
1月31日には、富士通が子会社であるニフティの個人向け事業を4月1日付でノジマに譲渡すると発表し、ネットでは「デイリーポータルZ」や「東京カルチャーカルチャー」の今後を懸念する声が上がったこともあった。
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