まだ来ないiPhone Xの専用着信音を反射的にGarageBandで作ってみる:GarageBandオンザラン
iPhoneのGarageBandは自分で着信音を作って書き出すことができるの、知ってました?
11月3日はiPhone Xが一斉に届く日ということで国民の休日となった(違う)。ぼくは予約は済ませたのだが、当日になったのにまだソフトバンクショップから連絡が来ない。いつ届くのかは分からない。もし届かない場合、切り欠きがある自慢やホームボタンがない自慢をされてしまう。そのために今できることを考えた。
そうだ。iPhone X専用着信音を使えるようにしよう。
この着信音、なかなかかっこいい。初代のマリンバより、現在のオープニングより気に入っている。でも他人にそれを鳴らされるのはいやだ。
なら作ってみるか。反射的に思いついた。
MACお宝鑑定団が公開しているiPhone Xの専用デフォルト着信音「反射」(Reflection)を耳コピしてみた。
ぼくが聴き取れる範囲でだが、3つの音が鳴っているようだ。テンポは135BPM、キーはCマイナー。
ビブラフォン、グロッケンシュピールが組み合わされたように聴こえるが、iOS GarageBandにはグロッケンシュピールはあるものの、ビブラフォンの音色は用意されていない。外部音源のInter-App Audioでは手弾きをしなければならないのでこの速いパッセージはつらい(Audio UnitsならGarageBandのシーケンサーが使えるのだが)。
Audio Unitsで使えるヤマハの無料FM音源アプリ「FM Essential」も試したが、なかなか似た音にはならない。結局、エレクトリックピアノとグロッケンシュピールの組み合わせで代用してみた。Alchemyなどの高機能シンセでもっと追い込めばよかったのだが時間切れだ。
せっかくなのでアレンジもしてみよう。マリンバやオープニングはアレンジ大会が起きたので、同じような事象がこの「反射」でも予想できる。
ならばGarageBand 2.3で取り入れられた機能を使わなければ。
ハードロックドラマーとして加わったAndersさんにお願いしてヘビーなドラム(ドラムキットもHeavyという新しいものになってる)を叩いてもらい、それに合わせて3パートのうち1つをハードロックギターに、もう1つをピッキングベースに置き換えて2ndバースを演奏。
3rdバースは和楽器の琴を導入し、しとやかに締めてみた。
GarageBandからはiPhoneの着信音を直接書き出すことができる。みなさんも自分専用の着信音を作ってみては?
さあ、これでiPhone X専用着信音の上を行くものができた。自慢されても動じることはない。耳コピをミスっているかもしれないが、それはアレンジということで許容していただきたい。譜面が出たらあとでこっそり変えておこう。
あとはソフトバンクショップから「iPhone X取りに来てください」という電話がかかってくるのを待つだけだ。
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