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ファミマ、フィットネス事業へ参入 24時間営業、スマホアプリ活用
ファミリーマートが、2018年2月上旬にフィットネスクラブをオープン。コンビニ併設型で24時間営業。スマホアプリも活用し、トレーニング方法などをレクチャーする。
ファミリーマートは11月30日、フィットネス事業へ参入すると発表した。2018年2月上旬をめどに、コンビニ併設型で24時間営業のフィットネスクラブ「Fit&GO」1号店を東京都大田区にオープンする。スマートフォンアプリを活用し、効率的なトレーニング方法やマシンの使い方をレクチャーする仕組みも整える。
高まる健康志向への対応と、加盟店の事業拡大が目的。好きな時間に通えるフィットネスの利用者は、コンビニ利用客と一致するとし「親和性が高い業態」(同社)という。加盟店がコンビニとフィットネスクラブを同時に経営でき、収益向上を見込む。
Fit&GOでは、会員に専用のIC式バンドを配布し、入館記録を管理する。スマホアプリを活用し、マシンの使い方を紹介する動画、トレーニング方法などをサポートするメニューなど「初心者にも分かりやすい案内ツールを準備する」(同社)。
ユーザーごとに合った運動の仕方をトレーナーが提案する体制も整えるほか、店舗内にシャワールームも設置し、通勤・帰宅途中に短時間で使えるようにする。コンビニ店舗では、サプリメントや健康食品、タオルなど、フィットネスと親和性が高い商品の品ぞろえも強化する考え。
会員募集は、12月上旬に始める予定。
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