スターバックスコーヒージャパンは11月30日、元日の「スターバックス福袋」の販売方法を変更すると発表した。事前にネット上で抽選を行い、当選者のみが来店し受け取れるようにする。店頭に並ぶ手間をなくし、「ゆったりとお正月をお迎えいただきたい」(同社)としている。
これまでは実店舗で先着順で販売していた。2018年1月1日発売の福袋は、あらかじめ同社サイトで応募を受け付け、当選者のみが店舗に出向いて購入する。引き換えを希望する店舗は3つまで選べる。価格は6000円(税込)、応募期間は12月13日まで。
過去には、スターバックスの福袋は“争奪戦”も起きた。16年1月には東京都世田谷区の店舗で、先頭に並んだ5人組が在庫を全て買い占め、後ろに並んだ客が購入できなくなるトラブルが発生。批判が続出した。
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