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市販されていない「ミリメシ」ネットオークションに 陸自第1ヘリ団の准尉を懲戒免職(1/2 ページ)

自衛隊が野外訓練の際に食べる缶詰などの「ミリメシ」などをネットオークションで販売したとして、50代の男性准尉が懲戒免職に。一方で、ネットオークションにはミリメシが今も数多く出品されている。

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 陸上自衛隊第1ヘリコプター団(千葉県木更津市)は4日、野外訓練の際に食べる缶詰などの「戦闘糧食」や装備品をインターネットのオークションで販売したとして、同団第1輸送ヘリコプター群の50代の男性准尉を同日付で懲戒免職処分としたと発表した。

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インターネットのオークションサイトには、市販されていない自衛隊の戦闘糧食がなぜか数多く出品されている

 戦闘糧食はミリタリー(軍隊)の飯「ミリメシ」と呼ばれ、マニアに人気だが市販されていない。

 同団によると、准尉は平成21〜24年ごろ、支給された戦闘糧食をネットオークションに出品、販売し約80万円を売り上げたとしている。24〜27年9月ごろには、部隊の倉庫に廃棄処分用として保管されていた鉄帽や弾帯などの装備品も出品し、約48万円を売り上げたとしている。准尉は当時、倉庫の鍵を管理する係だったという。

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