電車やバスの現在の位置情報や航空機の発着情報などを含む公共交通のデータを開発者に公開し、これらのデータを使ったアプリケーションやアイデアを募るコンテスト「公共交通オープンデータチャレンジ」の募集が12月7日に始まった。最優秀賞受賞者には賞金100万円が贈られる。
JR東日本や東京メトロ、全日本空輸などが参画する「公共交通オープンデータ協議会」が主催するコンテスト。「日本ではかつてない規模の公共交通分野のオープンデータコンテスト」になるという。
電車の路線情報、時刻表情報などの静的データのほか、電車やバスのリアルタイムな位置情報や運行情報、航空機の発着情報などの動的データも公開し、これらを活用したアプリやアイデアを募集する。
スマートフォンアプリやWebサービス、IoTガジェットなどを開発して応募できる「アプリケーション部門」と、新たなサービスやビジネスなどのアイデアだけで応募可能な「アイデア部門」を用意した。応募は2018年3月15日まで。
応募されたアプリやアイデアは、審査会(審査委員長:坂村 健・公共交通オープンデータ協議会会長)で審査。最優秀賞には100万円(1本)、優秀賞に20万円(4本)、審査員特別賞には5万円(4本)を贈る。
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