米Twitterは12月15日、自社のマイクロブロギングサービスであるTwitterのソフトウェア開発キット(SDK)「Twitter Kit SDK」が100%オープンソースになったと宣言した。GitHub上のAndroid版、Unity版に今回新たにiOS版が加わり、Apache 2.0ライセンスでソース公開されている。
Twitter Kit SDKはiOS、Android、Unity上のアプリにTwitterの認証やコンテンツ表示を簡単に組み込める開発キット。今年に入り、TwitterはTwitter Kit SDKの強化に努めている。
一方、TwitterはTwitter APIを利用する開発者向け利用規約改定により、Twitter APIを利用するためのトークンがひもづけされたアカウントの扱いを厳格化。この1週間で何件ものTwitter利用サービスが停止に追い込まれている。Twitterを利用するサービスの中で最もポピュラーなものの1つであるTogetterはログインが凍結され、ログアウトするとログインできない状態が今も続いている。
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